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【図書紹介】『人類はどこから来て、どこへ行くのか 』

概要

 著名な生物学者であるE.O.ウィルソンが自らの研究と思想をまとめた総決算の書。アリの社会性を糸口に、人間社会に見られる高度な協力がいかに進化してきたかを明らかにする。自然人類学、社会心理学、歴史学、考古学、脳科学、生態学などの知見を駆使して、人類の来し方と行く末を追う。

主な目次

プロローグ
Ⅰ.なぜ高度な社会性をもつ生命が存在するのか?
Ⅱ.われわれはどこから来たのか?
Ⅲ.いかにして社会性昆虫は無脊椎動物の世界を支配するに至ったのか?
Ⅳ.社会進化の力
Ⅴ.われわれは何者か?
Ⅵ.われわれはどこへ行くのか?
解説

書評

 人類がかつての類人猿から進化した要因について、人類の祖先となる哺乳類よりも先に地上に進出した昆虫と比較して詳しく解説している。類人猿よりも遥かに早く社会性を身に付けた昆虫が人類ほどの進化を成し遂げることができなかった理由や、自然環境などの外的要因が生物の進化に与える影響など、様々な観点から人類の誕生と進化を知るための考察がなされている。
 言語、宗教、芸術、文化、道徳・名誉の起源についても考察されており、人類の起源や本質を知るための必読の一冊となっている。


タイトル:人類はどこから来て、どこへ行くのか
著者  :エドワード・O.ウィルソン(著)
価格  :2,800円+税
出版社 :化学同人
発刊日 :2013年10月23日
ページ :416頁
サイズ :四六判

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