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【図書紹介】『アメリカ政治経済論』

概要

 世界金融危機と国際秩序の多極化、オバマ政権の登場と政権運営を主眼に、冷戦後の歴史的な展開も踏まえてアメリカの政治・経済・外交をわかりやすく解説している。現代の世界秩序において中心的な地位を占め、各国に多大な影響を及ぼしているアメリカ政治経済に関する体系的な知識をつけ、問題を発見して独力で資料を収集・分析し、議論ができるようになるテキスト。

主な目次

はじめに
第1章 国内経済情勢(豊福裕二)
第2章 対外経済関係(菅原歩)
第3章 産業構造の変化(山縣宏之)
第4章 雇用構造の変化(吉田健三)
第5章 政治システム(藤木剛康・河音琢郎)
第6章 財政政策(河音琢郎)
第7章 社会政策(長谷川千春)
第8章 エネルギー政策(名和洋人)
第9章 金融政策(豊福裕二)
第10章 ポスト冷戦期の外交・安全保障政策(河崎信樹)
第11章 オバマ政権の外交政策(藤木剛康)
第12章 変化する米中関係(藤木剛康)
第13章 対外経済政策(菅原歩)
補 章 アメリカ政治・経済研究のためのレポート・卒業論文作成ガイド(河崎信樹)

書評

 主に2000年以降の“現代アメリカ”の政治・経済・社会について、詳細かつ体系的に書かれた一冊。アメリカの現状を知るために必要不可欠となる1980年代~90年代に生じた産業構造の変化やIT・住宅バブルなどに関する情報も詳細に記されている。また、大統領制と連邦議会、財政の構造や推移、金融危機、景気対策、医療保険改革など、アメリカ社会を理解するうえで押さえておくべき点を網羅。標準的なテキストと比較すると価格はやや高いが、価格に見合った充実した内容となっている。
 付録として、アメリカに関するレポートや論文を書く際に参考にするべき文献やサイトが多く紹介されている。大学で現代アメリカの政治・経済を専攻する学生であれば大いに役立つ一冊。


タイトル:アメリカ政治経済論
著者  :藤木 剛康
価格  :3,400円+税
出版社 :ミネルヴァ書房
発刊日 :2012年03月31日
ページ :268頁
サイズ :A5判

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