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【図書紹介】『暴力の人類史(上・下)』

概要

 人類は地球上から暴力を根絶し、平和に向かうことができるのか。人間の攻撃性を生み出す内なる「悪魔」と、暴力を回避する内なる「天使」の正体とは。
先史時代から現代にいたるまでの人類の歴史を通観しながら、神経生物学などの多様なアプローチで暴力をめぐる人間の本性を精緻に分析する。

主な目次

(上巻)
第1章 異国
第2章 平和化のプロセス
第3章 文明化のプロセス
第4章 人道主義革命
第5章 長い平和
第6章 新しい平和

(下巻)
第7章 権利革命
第8章 内なる悪魔
第9章 善なる天使
第10章 天使の翼に乗って

書評

 過去1万年から現在までを6つの時代に分け、各時代、各国々でどのような暴力・紛争があったのかについて言及している。各章のタイトルは抽象的でややわかりにくい印象を受けるが、内容は時代や国ごとの暴力・紛争に関して詳細かつ具体的に書かれており考察の説得力も高い。今後の世界で争いが減少していくことを期待させる一冊となっている。

タイトル:暴力の人類史(上・下)
著者  :スティーブン・ピンカー
価格  :4,200円+税(上巻)・4,200円+税(下巻)
出版社 :青土社
発刊日 :2015年01月28日
ページ :686頁(上巻)・663頁(下巻)
サイズ :四六型上製(タテ188mm×ヨコ128mm)

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