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物質の最小単位は【分子】⇒【原子】⇒【電子+原子核】⇒【陽子+中性子】⇒【クオーク】⇒【ひも】という話

 先週の土曜日、
知人と食事をしていたときに他愛もない話の流れから、
『物質の最小単位って何?』
という話になった。

 とりあえず私が知ってる範囲で、
【分子】⇒【原子】⇒【電子+原子核】⇒【陽子+中性子】⇒【クオーク】⇒【ひも】
と答えた。

 以前に読んだ書籍によると、物質の最小単位は小さな小さな『ひも』で、それが超高速で振動することで物質になっているらしい。
厳密にいうと、何もない空間が弧状に振動して物質が構成されているらしい。

 その説明をすると相手は、

 『そのひもはどういう原理で動いてるの?』

と聞いてきたが、私はそれ以上答えられなかった。

 家に帰ってもずっと『なぜひもは動くのか』について考えていた。考え抜いた結果、そもそも
『止まっている状態が自然状態で、動いている状態が非自然状態』という認識が間違っているのだと考えるようになった。

 思えば、地球が誕生してから今日までの間、完全な“静”の状態は一度もなく、それは宇宙が誕生して以降どころか、宇宙が誕生する前にもなかったはず。
(※ビックバンが開始する以前も、開始するまでに特定の過程を経る必要があるので。)
 すなわち、『動』こそがあらゆる事象の本質であり、『静』とはイレギュラーそのものどころか、厳密にいえばそもそも存在していない現象なのだといえる。
 ただし、これをもって『ひもは動いていて当たり前』と結論付けたところで、当初の質問であった“ひもはどのような原理で動いているのか”という点は解決されない。

人類学者・進化学者としての余談

 今から5億年前、それまで移動手段を持たなかった海中の生物たちが一斉に脚やヒレを獲得したことで生存競争を生き抜き、今日の動物に至った。このことから、
『動ける』ということこそが生存競争に勝ち抜くために有利な要素であり、
『動く』ということこそが生物としての進化を促す要素であるといえる。

 生命が誕生して以来、
38億年かけて身体と、そして頭を動かした種族だけがヒトへと進化し、万物の頂点に立つことができたのだから、ヒトは今日もまた、身体と頭を“動かす”ことで、より進化した存在へと向かうのかもしれない。

 すなわち、『動』とは物質の存在の根底を為す現象であると同時に、生命の進化の根底を為す現象であるともいえる。(なぜひもが動くかは分からないままだが)

【関連記事:宇宙・地球・生命・人類の誕生と起源、進化の137億年の歴史

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