人類学者の雑記ブログ(脳科学から統治理論まで、理系文系幅広く。)

  1. 生命・進化
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人を好きになる理由は、『見た目・容姿』か『中身・性格』か

 異性を好きになる最も大きな要因は、
顔やスタイルでもなければ性格でもなく、
実は相手の身体から気化して伝わる『HLA遺伝子』。

 HLA遺伝子はヒトの身体の免疫システムを司る遺伝子で、
ヒトは無意識のうちに、
生存本能が働くために自分とは異なるHLA遺伝子(異なる免疫システム)を持つ異性に惹かれる。
これは、自分と異なる免疫システムを持つ異性の遺伝子を子どもに受け継がせるほうが、
子どもの免疫力が増して生物本来の目的である生存の確率が高くなるためである。
 統計をとると、
HLA遺伝子が似ているカップルほど浮気して離婚することが分かっている。

『異性の魅力は容姿派』 VS 『異性の魅力は性格派』の争いに、ついに終止符が打たれたといえる。

 意外と知られていないが、
ヒトが持つ遺伝情報は、
常に体表から気化して周囲に拡散している。

 初対面のヒトに対して
『この人、なんとなく好き』
と感じる場合があるのは、
鼻孔を通じて取り込まれた相手の遺伝情報が、
自身の遺伝情報に不足している部分を補うものであるため。
(単純に容姿が好きという理由もあるが。)

 ヒトの好みの決定要因は、一見すると複雑なように見えて、意外と単純なものなのかもしれない。

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