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人類学者が振り返る『試験対策・テスト勉強』。独学での追い込みの想い出(前日・徹夜・一夜漬け)

 7月中旬。学生であれば少し後に夏休みを控え、定期試験が迫っている時期である。

 思い返せば、私が大学時代に単位を取得するためにかけた労力は、ひときわ異質なものだったのかもしれない。(※私は学生時代に、200以上もの単位を取得した。(関連記事:『開成でも灘でもない私が高校生クイズ優勝を目指して出場し、人生を変えた話』))

試験前日の過ごし方

 試験前日には、普段は行かないような場所に足を運ぶことが多かった。これは、環境を変えるためである。ヒトの脳は、普段とは異なる環境下の方が刺激によって情報を記憶に定着させやすいという特徴がある。それゆえ私は、試験前(特に前日)になるといつもと違う環境で、視覚、聴覚、嗅覚、触覚を刺激ながら教科書や参考書の内容を覚えることが多かった。足を運んだ場所で終電まで駅周辺や駅構内をウロウロしながら勉強をする。

 私は、本を読むときや勉強をするときは決して椅子に座らない。これは、立ち歩いている状態であれば血流が活性化し、脳に酸素と栄養素が供給されやすくなり、それだけ記憶に定着されやすくなるためである。
(一説によると、ソクラテスやプラトンもこうして勉強していたという。)

 どうしても落とせない試験の場合は、終電で家に帰って試験当日の朝4時ごろまでずっと勉強することもあった。
 一眠りして目覚まし時計で起きた後は、軽い運動をしてから白米と納豆、目玉焼き、お味噌汁とチョコレートを食べて家を出発。試験当日の朝は、お肉は避けた。お肉を食べると、胃は消化力を高めようとして体中の血液を胃に集めようとする。その結果、それだけ脳に行き渡る血液(つまりは酸素や栄養素)が不足し、思考力が低下する。
 大学に向かう途中もずっと参考書を読んで、教室に着くと椅子に座ってずっと勉強をしていた。

試験につきまとう“想定外”

 いよいよ試験を受ける。ここまで努力すれば『まあ受かって当然』と思う人もいるかもしれないが、問題用紙を開いて驚かされることもしばしばある。想定外の難問に出くわすことがあるからだ。

 難関大学の試験を受けたことがある人なら分かるかもしれないが、試験によっては『これ誰がどこで勉強してくるんだよ!』というような、重箱の隅をつついたような問題が出ることもある。教科書の内容をどれだけ覚えていても絶対に解けないような問題。これはもはや難問というより、完全なる奇問。出題者の趣味や自己満足に近いもの。(特に私立の難関大学の試験に多いといわれる。プライドゆえか。)

学生を終えて

 私は好きで(勉強がしたくて)大学に入学したが、それでも試験には苦労させられた。とはいえ、今となってはそのどれもが良い経験と思え、実になっている。試験前日の苦労によって得られるのは、試験の結果以上に、その後の人生に必要な『忍耐力』や『やり遂げる力』なのかもしれない。

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