人類学者の雑記ブログ(脳科学から統治理論まで、理系文系幅広く。)

  1. 経済・政治・社会
  2. 253 view

政治・経済・社会・文明・文化の誕生と起源、発展の6000年の歴史(世界史)

 『宇宙・地球・生命・人類の誕生と起源、進化の137億年の歴史』では、宇宙の誕生から人類の誕生までの“先史”について概観した。ここでは、人類が文明や文化を生み出し、政治体制や経済体制をつくりだした“有史”以後についてみていく。

【目次】
1.紀元前5000年~紀元前2000年:四大文明の誕生
(随時更新)

1.紀元前5000年~紀元前2000年:四大文明の誕生


 紀元前5000年~紀元前2000年になると、人類の文明史のはじまりとされるメソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、中国文明が誕生した。いずれの文明も、川を中心に誕生し、発展していった。

①メソポタミア文明

 紀元前3000年ごろ、ティグリス川とユーフラテス川を中心にシュメール人が都市国家を樹立した。しかしシュメール人は、紀元前2400年ごろにアッカド人によって滅ぼされた。
 紀元前1900年ごろには、アルム人がバビロン第一王朝(古バビロニア王国)を樹立し、メソポタミア全域を支配した。バビロン第一王朝は道路や灌漑などの公共事業に力を入れた。広い地域を支配する君主政治においては、全土に秩序をもたらす必要があった。そこで、一律の法令を定めるべく『ハンムラビ法典』を制定した。ここに、法に支配された君主政治が誕生した。
 ハンムラビ法典は“目には目を、歯には歯を”という有名な一文で知られる法律で、刑法、商法、民法、税法などの細かな条例が定められており、法典の模範として後世に深い影響を及ぼした。なお、その内容は必ずしも平等ではなく、身分によって処罰が変わるなどの君主政治の片鱗もみられた。
 法による支配を実現したバビロン第一王朝だが、紀元前1600年ごろには小アジア(現在のトルコ)にいた鉄製の武器や馬を扱うヒッタイト王国に滅ぼされた。このヒッタイト王国も、紀元前1200年ごろには謎の一族である『海の民』に滅ぼされた。

 メソポタミア文明は、特定の民族が興した文明を指すのではなく、上記のさまざまな民族、国家によって生み出された文明全般を指す。さまざまな民族や国家の栄枯盛栄を繰り返したメソポタミア文明には、1週間7日制や60進法、楔形文字、太陰暦など現在にもつながる発見や文化などがあった。

②エジプト文明

 ナイル川を中心に都市を築く。砂漠に囲まれていたため、安定した支配が実現した。

③インダス文明

 インダス川流域に栄えた青銅器文明。遊牧民のアーリア人が定住し、都市を築いた。

④中国文明

 黄河を中心にして発展する。夏王朝が小さい集合をまとめる。

2.紀元前200年~西暦400年頃:東のローマ帝国と、西の漢王朝

(随時更新)

◇参考文献
エリア別だから流れがつながる 世界史
詳説世界史研究
人類5000年史I: 紀元前の世界 (ちくま新書)

経済・政治・社会の最近記事

  1. 100年前の日本人が予測した100年後の日本【過去の人は未来をどう予想したか】

  2. 子どもの学力は、父親よりも母親の存在に左右される可能性がある。【収入・学歴・接触時間・蔵書…

  3. 『国立大学法人化』と『科学研究の衰退』

  4. 売上を伸ばすための心理学

  5. 所得や学歴よりも『自己決定』が幸福度を上げるという研究結果(2万人を調査)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP