人類学者の雑記ブログ(脳科学から統治理論まで、理系文系幅広く。)

  1. 科学・技術
  2. 27 view

臨床心理カウンセラーとインターネット。検索順位を上げる『SEO』という方法との出会い。

 臨床心理カウンセラーをしていて限界に感じたのは、自身の身体がひとつしかないために、同時に複数のクライアントの問題と向き合うことができない(解決できない)という点である。これは、“臨床(=対面による対応)”という性質上、確かに仕方のないことなのかもしれない。とはいえ、なんとかしてひとつの身体、ひとつの時間という制約の中で、少しでも多くの人の問題の解決に寄与することができないかと考えるようになった。そんなときに出会ったのが、『SEO(Search Engine Optimization)』という考え方(技術)である。

 SEOとは、YahooやGoogleに内蔵されている検索エンジンの検索結果において、特定のサイトが上位に表示されるようサイトの構成(内容)などを調整する手法の総称である。端的にいえば、『検索順位を上げる技術』である。検索エンジンは、“より有益なサイト(ページ)”を検索結果の上位に表示させる傾向がある。
 極めて単純化したモデルで例をあげると、次のようになる。自動車について情報が掲載されているページが2つあるとする。ひとつは『自動車名・価格』のみが掲載されているページであり、もうひとつが『自動車名・価格・スペック・カラー・購入方法』が掲載されているページである。この場合、“自動車”という単語で検索すると、後者のページが上位に表示されやすい傾向がある。(後者のページのほうが“より有益なサイト(ページ)”であるため)

 この技術と出会ってから、私は自身の知識や経験を広く世に伝えることができるのではないかと考えるようになった。そこで試験的に4つのサイトをつくり、特定の単語での検索結果で上位表示させることができるかを試した。

 特定の単語での検索結果で上位表示を目指すために重要となるのは、既存のページ(※競合相手となるページ)の分析である。既存のページよりも有益なページでない限りは、上位表示を期待するのは難しいからだ。

 そこで私は、自身の専門分野に関連するある特定の単語に関するページをつくるべく、いわゆる“競合調査”をおこなった。その結果、1位で表示されたページは、文字数が800文字程度で、イラストは1枚という簡素なものだった。(あまり一般的な単語ではなかったので、サイト・ページもそれほど充実しているものがなかった。)

 私はどうしてもそのサイト(ページ)よりも上位に表示させたくて、その1位のページの文字数、イラスト(図表・写真)、内容のすべての面でより充実したページを目指して作成した。そうして完成したページは、文字数が16,000文字、画像が30枚を超えるものだった。(つまり、20~30倍の情報量となった。)

 記事の公開後は、毎日のように検索結果を確認した。しかし、1ヶ月経っても2ヶ月経っても検索順位は300位以下だった。私は予想とは異なる結果に戸惑いながらも、設計が誤っていたかと何度も自説の問題点を探した。
 公開から約3ヶ月後、ひさびさに順位を確認すると10位にまで上昇していた。その後は順調に上がり、4ヶ月で1位になった。

【検索結果の推移】
・01月03日~ 300位以下
・03月25日~ 10位
・04月01日~ 3位
・05月05日~ 1位

 今ではSEOに関する技術も知識も増え、検索する単語にもよるが、簡単なものであれば翌日には11位~20位程度には表示できるようになった。
 今後もSEOに関して学び続け、いつしか臨床心理カウンセリングの代替技術として置き換えることができればと思う。
(2018年08月18日追記:『人類学者 ブログ』で、検索するとYahoo、Googleともにこのサイト(トップページ)が1位で表示されるようになった。)

科学・技術の最近記事

  1. 【追記】《医学・生理学賞に本庶佑(ほんじょ・たすく)氏》/2018年、ノーベル賞の受賞に最…

  2. 同じ濃さの砂糖水でも、色が違えば『甘さ』が異なるという研究結果

  3. ハチミツを加熱加工すると、免疫賦活作用が出現-加熱加工ハチミツの摂取で細菌感染が予防できる…

  4. 風邪(発熱)のときに怖い夢をみる理由

  5. 空腹感が痛みを和らげるという仮説。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP