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風邪(発熱)のときに怖い夢をみる理由

 発熱によって見た夢では、空間のひずみや暗闇に落ちていく感覚を覚えたり、恐ろしい生き物に遭遇したりすることが調査によって分かっている。熱による夢は、しばしばネガティブなものとなる。

 2013年に行われたある研究で、熱と一緒に起こるすべての症状が分類された。その結果、発熱によって夢を見るとき、患っている病気は無関係であることが分かった。
 28人の対象者に症状について質問すると、寒気や発汗などの一般的な症状が回答されたが、そのうちの3人は奇妙な夢を見たと回答し、研究者たちは興味を持った。その対象者たちの病気の診断は同じではなく、唯一の共通点は発熱したことだけだった。このことは、夢にうなされるのは病気によるものではなく発熱そのものによることを示している。

 病気や熱中症、もしくは何かの薬の作用にかかわらず、高温は脳内のニューロン伝達信号の速度と活動を活発化させる。脳内の扁桃体は、恐怖や心配を管理する役割を担っている。睡眠時間に扁桃体がより活動的になることは、悪夢を見ることと関連がある。すなわち、発熱によって体温が上がることで扁桃体のニューロンが増加し、怖い夢を見ることになる。

◇参考サイト
発熱すると悪夢を見てしまう理由

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